第46回日本炎症・再生医学会 The 46th Annual Meeting of the Japanese Society of Inflammation and Regeneration 第46回日本炎症・再生医学会 The 46th Annual Meeting of the Japanese Society of Inflammation and Regeneration

会長挨拶

会長:森信暁雄

第46回日本炎症・再生医学会
会長 森信 暁雄
(京都大学医学部附属病院 免疫・膠原病内科)

この度、第46回日本炎症・再生医学会を2025年7月31日(木)・8月1日(金)にホテルオークラ京都にて開催させていただきます。日本炎症・再生医学会は、「炎症学」と「再生医学」を専門とする研究者・臨床医が集い、双方の発展を目的とする場です。「炎症学」と「再生医学」の組み合わせは無限の可能性を秘めていると思います。炎症性疾患から生理的炎症まで、「炎症」は疾患や老化に関わる大きな要因であり、組織修復から臓器再生まで「再生医学」はこれに対する大いなる回答であると思います。多くの方がたに参加していただき、有益な学術集会にしたいと考えています。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

炎症学は免疫学と手を携えて発展し、炎症性疾患に関しては生物学的製剤や低分子分子標的薬が臨床の場で使用されるエキサイティングな時代となり、現在も新たな薬剤が開発されています。さらにはCART-T療法などの細胞治療が炎症性疾患の臨床現場に入ってこようとしています。再生医学でも、幹細胞研究、組織工学、細胞療法の進歩は、臓器の機能回復を可能とする臨床応用が着々と進んでいます。医学、医療の進歩のスピードは加速する一方です。基礎研究、臨床応用の進歩と変化などを見るに、炎症性疾患における細胞治療は進むと予想され、慢性炎症の治癒を目指した再生医療に期待をしています。エキサイティングな時代は続きます。本学会の果たす役割はますます大きくなると思います。

今回は、「The Universe of Inflammation and Regeneration」をテーマとしました。近年の研究環境には大きな進歩が見られます。バイオインフォマティクス、オミクス解析、数理モデル化、イメージング技術、人工知能の利用などにより、かつてない研究成果が次々と得られています。拡がり続ける宇宙のようなイメージであり、今、「炎症学」と「再生医学」の研究はどのような状況にあり、どこを目指しているのか、ということを皆様と共有し語り合いたいという意味を込めてあります。また、本学会の最も重要な課題は、「炎症学」と「再生医学」を融合させることです。幅広いテーマで講演を準備いたしますので、普段は聴講しないような話題にも耳を傾けていただき、皆様の宇宙が少しでも拡がることにつながれば幸いです。

本学会の京都開催は2016年度(平成24年度)の田畑泰彦会長(京都大学)以来になります。今、京都はインバウンドでにぎわっており、京都の夏は暑いことでも有名です。早朝は京都観光、昼間は涼しい学会場、そして夜は皆で情報交換、はいかがでしょうか。会場は街に近いところにあります。暑い京都で熱い議論ができることをとても楽しみにしています。多くの会員の皆様の御参加をお待ちしています。

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