第47回日本炎症・再生医学会 会長
京都大学大学院医学研究科 皮膚科学教室 教授
椛島 健治
このたび、第47回日本炎症・再生医学会を2026年7月22日(水)・23日(木)の二日間、びわ湖大津プリンスホテルにて開催させていただく運びとなりました。会頭を拝命いたしました京都大学皮膚科の椛島健治と申します。
本学会のテーマは「炎症と再生のクロスロード:異分野融合で拓く未来」といたしました。
炎症と再生は、一見すると相反する現象のようでありながら、実は密接に結びつき、互いに影響し合いながら生体の恒常性維持や病態形成に関わっています。加えて近年では、老化、代謝、神経、免疫といった多様なシステムが複雑に絡み合う中で、炎症と再生の相互作用を多角的に捉えることの重要性が一層高まっています。
本学会では、このような背景を踏まえ、「異分野融合」をキーワードに、炎症・再生医学の枠を超えた学術交流の場を創出いたします。基礎から臨床、さらには次世代の医療技術に至るまで、幅広い視点からの議論を通じて、参加者の皆様とともに新たな知見と連携の芽を育むことを目指します。
特別講演では、再生医療の先駆者である山中伸弥先生、免疫研究の第一人者である吉村昭彦先生、発生生物学と再生研究を融合してきた西川伸一先生をお迎えし、炎症・再生研究の過去・現在・未来を見通すような講演を予定しております。さらに、iPS細胞、オルガノイド、ティッシュエンジニアリング、AI・データサイエンス、空間情報とマルチオミクス、ヒト免疫臨床研究など、多様な先端テーマのもと、第一線の研究者の方々によるセッションを多数企画しております。
また、若手研究者の育成にも力を入れており、FLY-IRセッションなど、次世代のリーダーたちが主体的に活躍できる場も設けております。
びわ湖の湖畔に広がる自然の中で、異なる分野の研究者が交わり、新たな視点と協働が生まれる──そんな場となることを願っております。多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
2025年7月
第47回日本炎症・再生医学会 会長
京都大学大学院医学研究科 皮膚科学教室 教授
椛島 健治

