第72回日本細胞生物学会大会

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東海電子顕微鏡解析

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大会長挨拶

第72回日本細胞生物学会大会の大会長を拝命した京都大学大学院理学研究科の森和俊です。2020年6月9日(火)~11日(木)の3日間、京都みやこめっせ(京都駅から約27分、文化発信の中心である岡崎地区に立地)で大会を開催いたします。3年ぶりの単独開催となります。細胞生物若手の会は、同会場で6月8日(月)午後に開催します。

私は、1998年6月に(京大に戻る前です)、中野明彦さんのお勧めで細胞生物学会に入会しました。以来、学会員としてはあまり大した活動はしてきませんでしたが、学会誌Cell Structure & Functionには原著論文を10報発表しており、その発展に貢献してきたと自負しております。

細胞生物学の分野では、緑色蛍光タンパク質を用いたライブイメージング(2008年ノーベル化学賞受賞)、超解像顕微鏡の開発(2014年ノーベル化学賞受賞)、ゲノム編集技術の開発(20XY年ノーベル賞受賞)に代表される技術革新が行われ、全く新しい次元のサイエンスが展開されております。

そこで、Cell Structure & Functionの主要9カテゴリー(最新技術、細胞接着・細胞外マトリクス、細胞増殖・分化・死、染色体・核・遺伝子発現、細胞骨格・運動性、免疫、細胞内輸送・オルガネラ、タンパク質の一生、シグナル伝達)をコアとして、最新の知見を提示して活発な議論をするシンポジウムを企画しました。これから、さらにシンポジウム・ワークショップを公募いたします。口頭発表・ポスター発表・展示会場も充実させます。

また、ベタですが、「大志を抱け」を大会テーマとして、平成30年採択・WPI「ヒト生物学高等研究拠点」拠点長・京都大学・斎藤通紀先生、平成29年採択・WPI「ナノ生命科学研究所」拠点長・金沢大学・福間剛士先生、平成30年採択・ERATO「ニューロ分子技術」代表・京都大学・浜地格先生のお三方にプレナリ−レクチャーをしていただきます。

日本細胞生物学会員のみならず、非学会員でも「京都の細胞生物学会大会に行って見たい」と思っていただけるように最善を尽くしますので、ご参集のほど、宜しくお願い申し上げます。

令和元年7月吉日

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